防炎のれんはどんな場所で義務付けられているもの?

おもに飲食店で使用されるのれんの場合、消防庁の指導で必ずある機能を持っているものをオーダーしないといけません。それは防炎のれんというものであり、文字通り火災を未然に防げる能力を有しているわけです。

火災を未然に防ぐ

2010年に東京の消防局で最初に義務付けられたもので、2009年に歌舞伎町で発生した大規模なビル火災の影響を受けて制定をされたわけです。屋外での使用はもちろんのこと、義務づけられている場所でも必ず設置をしないといけません。これからお店をオープンさせようと考えている方も多いでしょうが、簡単にどのようなところが義務づけられている場所なのか見ていくことにしましょう。

まずもっとも多いのが居酒屋で、毎日強い火力を使用した調理を実施されている厨房付近にはこちらを設置するのが基本です。さらに宿泊施設でも同様で、浴室の入り口や玄関口にも取り付けるようにします。オーダーする場合は必ず防炎のれんを希望することを、しっかりと発注先に申し出ないといけません。

通常は単なるポリエステルやナイロン製のものとなるため、防炎能力を有しているわけではなからです。その性能を持っているものは特殊加工をして生み出されます。

防炎のれんを使用するメリット

ラーメン店や焼肉店、さらにはファミリーレストランでも必ずと言っていいほどお店の入り口にはのれんが取り付けられるようになりました。一種の店舗を華やかに見せるインテリアツールの役割を担っており、どこでも自店の名前入りやスローガンをプリントされています。

防炎無地のれん

一般家庭なら室内にだけ取り付けるのが基本ですが、飲食店は道を行き交う人々にアピールするために屋外での使用をメインとされているわけです。オーダーメイドで制作を依頼しますが、ここでも防炎のれんを採用することで得られるメリットは存在します。どんな良さを持ち合わせているのかを、簡単にご紹介していきましょう。

まず第一にどなたでも想像されるのが、不審火を未然に防げるという点です。最近は随分と少なくなりましたが、以前は歩きたばこをされる方が非常に多かった時代でした。入店する際に片手にたばこを持ったまま入る方も多く、暖簾に火が燃え移るという問題を抱えていたところもあったわけです。しかし、防炎タイプならその心配がないのが良い点です。また特殊加工のおかげで色落ちがし難いというメリットもあり、長期間いい状態で愛用できるのも導入するよさとなります。