日本の伝統「日除けのれん」|オリジナルのれんの用途と特徴

日除けのれんは普通ののれんとは違い上から下まで
窓や入口を覆うタイプの大型ののれんになります。

日よけに

上は軒の部分からつりさげられるようになっていますが、
下は重石などをして少し斜めになるよう設置されているのが特徴です。

上にも下にも竿が通されておりきれいな形を保てるようになっています。

窓や入口の他にも壁に掛けられているものもあります。
日除けのれんの主な目的は日差しが入らないようにすることです。

これは昔からあるものですがクーラーのなかった時代でも
日差しを遮断することで夏場はお客さんが涼しく過ごせるようにしています。

しかし今の時代は冬でもこの日除けのれんが使われています。
実は隙間風が入らない用途としても使えるのです。

例えば芸能でいうと「楽屋のれん」は楽屋の前につるす暖簾なんてものもあります。

お店の雰囲気

他にも看板と同じ役割として使うこともできます。
このタイプののれんは普通のものとは違いかなり大きなサイズに
なっているので、看板のように使うにはかなりインパクトがあります。

和風のお店でしたら渋い雰囲気を演出することができ、
お店のイメージのアップにもつながります。

今どきのお店でしたらここにメニューを印刷し掲示する場合もあります。

通行する人にどのようなお店なのか知ってもらいたい場合に大活躍です。
今大々的に宣伝したい商品の写真をデザインに入れる場合もあります。

壁に汚れがある場合もこれだけで隠すことができるのでかなり重宝します。
設置もしやすく割と手ごろな価格で制作できることからお店では重宝されています。