ターポリン生地とメッシュターポリン生地の選び方とは?高所や強風に強いターポリン横断幕を選ぶポイント

ターポリン生地にはどのような種類がある?

 

ターポリン生地にはいろいろな種類があり、それぞれ用途が決まって来ます。

※参照 https://xn--u9j2a4bz157azt0b9ke.com/?mode=cate&csid=0&cbid=2866638

例えば、標準的なものは耐水性や耐久性に優れており、看板や店頭幕、横断幕や学校などに掲載する懸垂幕などで使用します。

耐用年数としては2年から4年程度で一般的に布と比べると耐久性が高いなどの特徴から利用されることが多いのです。
ただ、ターポリン生地は1平米あたりの重量が約0.51kgになるため、1,000mm×4,000mmの懸垂幕は約2.04kgで、布よりも重量があります。さらに、しっかりしている生地であり風にあおられやすいなどのデメリットもあるので、これらの対策は必須になって来ます。

このようなデメリットを回避してくれるのがメッシュターポリンです。メッシュ素材になっているのが最大の特徴で、一般的なタイプと比べると重量が軽くて風を通しやすいといった特徴があります。
ちなみに、重量は1平米あたり0.26kgになるため、標準的なものの約半分の重さです。
引き裂きによる強度も一般的なターポリンよりも高くなります。メッシュになっているので広告デザインが見えにくいといったデメリットがあるのでデザインに工夫が大切です。

風を通して安全に使うことができる

メッシュターポリンは、網面になっているターポリン生地です。
重量も通常のターポリンの約半分程度で済みますし、メッシュは風を通す機能を持つので高所に設置するときでも風のあおりを受けにくいメリットもあるのではないでしょうか。

高所に幕を設置するときには、例えそれが布でも高所から落下すれば危険を伴いますので、しっかり取り付けることや強風対策は欠かせません。
メリットが多いターポリン生地ではありますが、メッシュになっているためデザインの認識がしにくくなるといったデメリットもあります。はっきり大きな文字は認識できますが、グラデーションのようなデザインは網面になっていることで打ち消されてしまうため、どのようなデザインから認識しやすいのか制作の前段階で調べておくと良いでしょう。

なお、メッシュタイプのターポリンにもいくつかの種類があります。例えば、防炎1種1類メッシュは絵柄をきれいに見せたいときに有利、防炎2類メッシュは網目素材でありなおかつ軽い素材にしたいとき有利です。
両面印刷をしたときはメッシュと遮光が組み合わさった遮光メッシュがおすすめ、横方向の継ぎ目をなるべく減らしたいときには広幅タイプなどもありますので参考にされると良いでしょう。